はじめに
先週に引き続きモーニングサテライトの予想レンジと実際の相場との相関を見ていきたいと思います。
モーサテについての説明や前週の結果などは以前の記事に書いてありますので、そちらを参考にしてください。
【FX検証】モーニングサテライトを見ていればFXで勝てるのか?【モーサテ】
検証方法
検証項目
- 月曜日の週間予想レンジと実際のマーケットとの整合性
- 火曜日~金曜日の予想レンジとマーケットとの整合性
- コメンテーター別の的中率
上記の視点から長期的に検証して、実際に指標(逆指標)として成り立つのかを見ていこうと思います。
検証方法
↑こんなやつです。
11月8日(金)の予想レンジですが見事に的中しています。
またホームページ上でも1週間の概要が上がっていますので、そちらも参考にしていきたいと思います。
単純なレンジ予想とコメント内容を確認しつつ検証していこうと思います。
FXに聖杯は無いと思っていますが、的中率次第では案外行けるのではないかと思っています。
実際の検証
11月11日~11月15日
11月11日週間予想 107.80円~110.10円
コメンテーターは三菱UFJ銀行・内田稔氏
先週は米国の経済指標の改善と米中交渉の進展期待からリスクオン相場になり、世界的に株高と長期金利の上昇が進んだ。今週も米中通商協議の行方をにらみながら109円を挟んで上下1円程度で推移すると予想される。
実際の相場では
O:109.17 H:109.29 L:108.23 C:108.81
かなり正確な結果だと思います。
上値更新はしませんでしたが、方向性 ◎
レンジ内に収まっています。週間予測で230pips内 ◎
11月12日 (火) 108.80円~109.30円
ニッセイアセットマネジメント・松波俊哉氏
11日は米国休場で薄商いとなった中で香港情勢が激化したことで、ややリスクオフ気味に推移した。12日も同じ流れを引き継いで狭い範囲内での推移となる。
月曜日はアメリカは休場でしたね。
O:109.01 H:109.29 L:108.92 C:109.02
方向性、レンジ共に◎
11月13日(水) 108.70円~109.30円
ドイツ証券・小川和宏氏
FRB・パウエル議長の議会証言や米国下院でのウクライナ問題の公聴会などが始まるので底堅い展開が予想される。ISM製造業景気指数で製造業は米国大統領選挙の不確実性を意識している。
O:108.99 H109.15 L:108.65 C108.82
方向性 ◎
レンジ幅は安値が若干のはみだしだが 〇
11月14日(木) 108.40円~109.10円
大和投資信託・亀岡裕次氏
米国の自動車関税をめぐる判断や米中協議を見極めようとする中、108円台後半中心の展開が予想される。
O:108.75 H:108.86 L:108.23 C108.41
方向性、オープンから見ると下目線 ◎
レンジ幅は下抜け、クローズではレンジ内 △
11月15日(金) 107.80円~108.80円
三菱UFJ銀行NY・平井邦行氏
米国で小売売上高や鉱工業生産などの注目指標を控え様子見機運が強いが、内容が弱いようであればドル円ももう一段下押す
O:108.36 H:108.85 L:108.354 C108.81
指標内容もあまり強くありませんでしたが、上方向でした。
方向性は下目線 ×
レンジ幅 広い上に上抜け ×
指標もあったので難しいところか。
検証結果
検証ポイントと勝率です。
勝ち負けは予想に乗って持ち越した場合の結果です。
- 週間 内田稔 4pt 勝ち 方向性があっていたのでいいところで利確
- 火曜 松波俊哉 4pt 小勝ち レンジが狭いので細かく利確
- 水曜 小川和宏 3pt 勝ち レンジに指値していれば利確
- 木曜 亀岡裕次 2.5pt 勝ち 売り目線で利確次第ではさらに勝ち
- 金曜 平井邦行 0pt 負け 下目線に乗っからなければ勝てた相場
値動き自体が小さかったですが、週間で勝ち
デイでは3勝1敗といったところでしょうか。
終わりに
今週は値動きが少ないこともあり、大幅な外れは無かったと思います。
今週は乗っかっていれば勝てましたね。
週間予想がかなり正確だったので、スイングでも行けましたね。
私は108.95Sで50pips取れました。
来週も良いトレードを。